元気になる食事

お腹いっぱい食べてもスリム体系を維持できる訳。お金・時間・手間いらずダイエット。

美味しく食べて、体重を維持してスリム体型。しかも若さを保てる!そんな方法があれば試さないわけがありません。といっても、ジムや公園に通って運動したり、新たに健康食品を食べたり、手間やお金がかかることもしません。もっと簡単に実践できます。





体のリズムを知る

人間の身体は1日24時間を8時間毎に3つのリズムを繰り返しています。

  •  4:00~12:00 = 排泄
  • 12:00~20:00 = 消化
  • 20:00~ 4:00 = 吸収

排泄・代謝

朝4時から昼12時までの8時間。消化 した食品の排泄・吸収した栄養の代謝をするのに適した時間帯です。この時間帯に食事をしてしまうと消化・吸収が行われるため、本来するべき排泄・代謝が疎かになります。つまり、便をしてもまだ残っている感がある残便感便秘、になりやすい訳です。

消化

昼12時から夜の8時までの8時間。食べたものを胃・十二指腸の中で消化するのに適した時間帯です。胃液が分泌し食べた食品がもみほぐされ、食品の栄養を腸で吸収する準備をします。この働きが十分ではないと消化不良、もしくは栄養の吸収率が下がってしまいます。つまり、夜8時までは食べて良いではなく、夜8時までに消化が終わる時間までに食べ終わる、ということです。

吸収

夜8時から朝4時までの8時間。胃で消化を終えた食品の栄養素を腸で吸収するの適した時間帯です。膵液・胆汁が分泌されることで効率よく栄養を吸収します。栄養価の高い食事をしても、夜更かしなどをするとことで吸収する働きが弱ってしまいます。

 

肉や穀物は消化するのに2~3時間掛ります。逆算すると夕方5~6時までに夕飯を済ませるのが望ましいことになります。そうでなくとも、夕方6時以降に食事をする際は、肉類・炭水化物・油を避け、夜8時までに消化の終わる食品で済ませること。また、消化時間が長くても4時間以内には終わることから、寝る4時間前からは食事をしないことが望ましいです。熟睡しようとしても胃の中に食べ物があれば消化しようとします。しかし、体は寝てるから消化も中途半端。熟睡もできない消化も十分ではない、胃もたれの原因にもなりまさに不摂生な訳です。

  • 食べる時間は昼12時~18時(夕方6時)まで。
  • どうしても午前中に食べたい場合は、消化・吸収の良いフルーツにする。
  • 18時(夕方6時)以降になる場合は、肉類・炭水化物・油を避ける。

 

「1日3食」をやめる

1日3食の始まり

「1日3食」はそれほど長い歴史ではありません。歴史をたどると身分や職業、地域などによって1日に食事をする回数は異っています。日本では江戸時代までは1日2食。農業に従事した者は体力が必要であったため、間食手当てが支給されていました。このため江戸時代後期になると1日6食との記述も残っています。

【 日本 】
1日3食が始まりは江戸時代の元禄年間(1688~1704年)。ロウソクが普及し、夜の活動が増えたことで夜の1食が増えたと言われています。現代のように全国的に1日3食が定着したのは、昭和30年以降。高度成長期に伴い、電力のインフラが整備されたこと、長時間労働が増えたことが大きな要因です。

   

【 アメリカ 】
発明家エジソンがインタビューで「どうしたら、あなたのように素晴らしい発明ができますか?」との問いに「1日3食食べることです」と答えています。実は発明家で知られているエジソンですが、起業家でもありました。発電から送電を含む電力事業を行っています。つまり、エジソンは電気が大量に消費されることで儲かるわけです。また、食事が1回増えることで、料理をする主婦は忙しくまります。すると、パン食文化のアメリカではパンが簡単に焼けるトースターが売れます。実はトースターは1910年にエジソンが発明しています。トースターは売れて電力も消費されて一石二鳥。 電気器具の改良・発明、およびそれの普及に必要な電力産業の事業化に成功したエジソン。彼が事業の利益増加を見込んで発言した内容を、知ってか知らずかインタビュアーがそのまま記事にして、1日3食が普及したという訳です。

世界的に総じて言えるのは、ロウソクが普及して夜の活動が増えた、近代化による電力のインフラ整備長時間労働などが1日3食になったきっかけです。体力を消耗してエネルギーが必要な人が、必要に応じて食事の回数を増やしていたんですね。他にも食品メーカー、栄養学などのプロパガンダによって洗脳され、1日3食が広がったわけです。

空腹の状態で食事をすることが、消化・吸収の効率アップ、アンチエイジングにもつながります。私は午前中は何も食べません。そのため昼食の時は腹ペコなので、毎日とても美味しく感じられます。食事の時間だから食べるではなく、正に体が求めているから食べているといえます。

私たちが常識と思っている事の中には、「一部の者たちの利益のため」というのは少なくありません。町中にあたりまえにある電線、車などのエンジンの燃料は市販されているガソリン・電気・水素が必要など。調べればわかりますが、情報弱者であるというのは「他者に従って生きる範囲が増える」という事。

腹が減ったら食べる、これが基本です。冬眠するクマじゃあるまいし、必要以上に食べることは、代謝機能が低下して老廃物が溜まる、消化・吸収にエネルギーが消耗され疲れやすくなるなど、確実にリスクが生じます。自身の健康は自身で守る、今はそれができる時代です。

❶  ② >

next  page  

・1日1食、または不食な人
・「決まった時間に食べる」をやめる





1日1食、または不食な人

1日1食な人

忙しい毎日を過ごす人におすすめなのが1日1食。著名な人たちにも1日1食を実践している人は結構います。

タモリ
ビートたけし
福山雅治
西川貴教
Gackt
京本正樹
水谷豊
南雲吉則(医師)
小野伸二
辰吉丈一郎
ビル・ゲイツ
オバマ元大統領 etc.

 

「あなたの生き方を変える断食の本」
 北川八郎  [著] 致知出版社

断食をはじめると、体調が良くなるばかりでなく、生活習慣が変わり、生き方まで大きく変わる!今までの自分の悪習慣を追放することができます。一人でもできる本断食のすすめ。毎日、間違いなく空腹感を得られるので、アンチエイジング効果はかなり期待できます。若返る効能がある食品を食べるのも結構ですが、空腹感を得てから食べる習慣の方が高い効果を感じられます。人生観を変えたバイブル的な一冊です!

 

不食な人

不食とはその名の通り「食べない」。いやいや無理でしょ...。と、不食という言葉を聞いたときはそう思いました。しかし、調べてみると「食べない人」っていたんですね。

食べない人たち (「不食」が人を健康にする)
秋山 佳胤 (著), 森 美智代 (著), 山田 鷹夫 (著)
6年間水も飲まない弁護士
18年間1日青汁1杯の鍼灸師
不食の人体実験に自ら挑んだ思想家
食べることをやめた3人が、それぞれの体験と考えを語り尽くした!誰でもできる不食のコツも公開した、世界初の「不食の教科書」

 

著者の鍼灸師・森美智代さんは青汁1杯しか飲まないのに、ふくよかな体つきをしています。

秋山さんと山田さんは確かにスリムと言うよりは、明らかに細い体つき。しかし、表情や話す内容からは健康的な印象です。やはり、何らかのエネルギー源を食事以外から取り入れていると考えられます。本の中では「プラーナ」とよばれる大気中にあるエネルギーを体で吸収する。プラーナは気功の世界でいう「気」。エネルギーを口から食べる現代人は、このプラーナを吸収する能力が退化しているとのこと。この本を読むと、食事は酒やたばこを嗜む嗜好品みたいなものだと感じてしまいます。もちろん、運動をしたり仕事をがんばったりする現代社会で、全く食べないのは無理があります。しかし、デスクワークなど体力をそれほど必要としない生活をしている人であれば、不食に近い食生活で問題ないでしょう。

 

次の動画は不食で有名な山田鷹夫さん64才。一般的な60代と比べてスマートな体形です。そして、よ~く見ると肌の質感が何とも若々しいのに驚きます。

不食で世界的に有名なのが、インドのヒラ・ラタン・マネク氏。NASAの招待で欧米に行き科学者の前で130日間の断食に成功しています。他にも211日間、411日間の断食の記録があります。有名になってから食べている姿を目撃されていますが、不食としては実績のある人です。普段は付き合いでお茶、はちみつ水などを飲む程度。そんな彼の日課がサンゲイジング。1日1時間ほど太陽を凝視することで、太陽エネルギーを目から吸収しているとのこと。確かに人は太陽光を浴びることで心身ともに健康になるメリットがあります。私も3日間だけ日の出の太陽を1分ほど凝視してみました。確かに精神的にプラスの作用を感じます。サンゲイジングはポジティブ思考になりたいときに有効であり、健康な肉体的を得るためにも有効であるといえます。

次の動画は絶食する事で、癌や慢性疾患に有効である研究を紹介している動画です。

そうは言っても家族や知人と食べる食事、単純に美味しい料理を味わうことは、精神的にも健康なことです。不食を否定するのではなく、双方を理解したうえで食と向き合うことで調和のとれた考えができます。仮に災害などで暫らく食事ができない状況にあっても、不食の理解があれば落ち着いて対処できるはずです。そうすることで我が先にと奪い合う事がなくなれば、それはそれで良いことだと感じます。





 

 「決まった時間に食べる」をやめる

現代社会、集団生活で生きるとなると、決まった時間にしかも3食食べてる人はまだ多く見受けられます。しかし、本来人間はいや生物は腹が減ったら食べるものです。よくよく考えれば当たり前のこと。空腹で食事をした方が美味しく食べられます。しかも、空腹感を得ることでアンチエイジング効果があることが解っています。ならば、前述した体のリズムに従って、

  • 18時(夕方6時)~翌日の昼12時 = 食べない
  • 昼12時から18時(夕方6時)   = 食べる

食べる時間は計6時間あります。ランチタイムが12時として、いつも通り食べます。できれば1日1食でも良いので、これで終わりにしたいところです。過ぎれば午後の仕事に差し支えます。そういう場合は、18時(夕方6時)までに2回目の食事時間を設けます。それが無理であれば、簡単に食べられるフルーツなどを用意して、間食として食べましょう。よほどの肉体労働や運動をしない限り、これで問題ありません。これなら、仕事がある日でも調整できます。

家族や友達と一緒に美味しい食事をする時間は大切したいですね。朝は忙しく家を出る時間もバラバラだから、せめて夕飯は一緒にと遅い時間になるご家庭も多いでしょう。そういった人は、繰り返しになりますが夕飯の時は肉類・炭水化物を控えた食品を食べるようにしてください。それだけで身体への負担を減らすことができます。完璧でなくても出来るだけ8時間毎の体のリズムに沿った食事習慣を意識することです。

 

まとめ

  • 食べるのは、昼12時から18時(夕方6時)。
  • 夜18時(夕方6時)以降に食べるなら、
    肉類・炭水化物を控え、できるだけ早い時間に済ませる。

これだけです。しかも、

  • 腹が減るので美味しく食べられる。
  • 腹八分目以上食べてもOK。
  • アンチエイジング効果が得られる。
  • 午前中食べないので、身体が軽く頭も冴える。

メリット多過ぎです。慣れてしまえばスリム体系はもちろん、身体が健康になるのを実感できます。





 

<①