頭皮、髪でお悩みの人は今すぐに、シャンプー、リンス、トリートメントなどを止めてみてください。私が体験した結果、
頭皮、髪に何もつけない。石鹸も使わない!
これが一番効果的でした。因みに脱シャンプー、脱石鹸をしてから2年が経過しています。髪だけではなく、身体の汚れを落とす為のボディシャンプー、石鹸なども一切使いません。他にも肌の保湿効果があると思われる、化粧水という名の化学成分などが使われているものは一切使っていません。基本、水だけです。髪もそうですが、顔の肌も綺麗とよく言われます。体臭の問題も全くありません。以前は確りと毎日シャンプーしているのに薄毛、後退する生え際に溜息をもらしていました。が、脱シャンプーしてノーシャンプーな日々を送っている今は、
身体が綺麗になり、おまけに生活が楽になりました。
頭皮・髪に良いと思って、念入りに洗う、1日に2~3回洗ったりする人がいるようです。そういった人を注意してみると、
- 髪の分け目から見える、白い肌の部分が広い
- 髪のボリュームが出ない、細く抜けやすい
- 頭皮の皮脂が多い
こういった症状で悩む人がいます。CMなどで、
- 健康な髪は、頭皮・毛穴の皮脂を除去して清潔にすること
- 毎日シャンプーで洗わないと不潔
このようなイメージがありますが本当でしょうか?頭皮や髪で悩む人にとって気になるのが「ノーシャンプー」。気にはなっているけど問題がありそうで、なかなか踏み込めない...。そんな人に私の健康な頭皮・髪を手に入れた体験を含めて「ノーシャンプー」についてご紹介します。
目次
シャンプー、リンス、トリートメントなどは頭皮、髪にダメージを与えている!
突然、洗髪をやめたのではなく、シャンプーから完全無添加の石鹸に変えました。確かに髪にはもちろん、全身も洗えて良い品です。そんな時に「皮脂を洗い流すのは頭皮・髪に良くない」との情報が目に留まり半信半疑でした。シャンプーのデメリットは知っていたが石鹸も?
「メーカーに騙されていた...!」
そうなんです。私たちが当たり前と思っていた
- 毛穴に詰まった皮脂は、除去しないと薄毛、脱毛の原因になる。
- 髪の艶コシのためにシャンプー、リンス、トリートメントなどが必要。
- 頭皮を柔らかくするために、自身で入念にマッサージを行う。
- ブラシなどで頭髪を叩いて刺激すると血行が良くなり育毛増進する。
はい、これらは全てウソで~す。では、順を追って説明していきます。
Q1.毛穴に詰まった皮脂は、除去しないと薄毛、脱毛の原因になる。
A : ×
適度な皮脂や常在菌は、頭皮を健康な状態に保つために必要です。もちろん過剰に溜まることは良くないですが、適度に皮脂がある事で水分の蒸発を防ぎ潤いを保ち、紫外線から守るなどの役割があります。
Q2.髪の艶コシのためにシャンプー、リンス、トリートメントなどが必要。
A : ×
それらを一切使わない方が、綺麗な艶コシは出ます。
Q3.頭皮を柔らかくするために、自身で入念にマッサージを行う。
A : ×
素人マッサージは力加減が解らないので、脱毛、毛細血管の破壊などのデメリットが生じやすい。
Q4.ブラシなどで頭髪を叩いて刺激すると血行が良くなり育毛増進する。
A :×
Q3と同じ。
私は実際にノーシャンプーをやっている人の話や、書籍を3冊ほど確認して「シャンプーはいらない」と感じて即実行しました。その主な理由は、界面活性剤などの化学物質の有害性により、
- 頭皮環境を清潔に保つ皮脂、常在菌を必要以上に落としてしまう。
- 脂性のメカニズム → シャンプーで皮脂を除去すれば乾燥するため、必要以上に皮脂の分泌が行われる。つまり、脂性でお悩みの方は正にマッチポンプを実践していることになります。
- 髪のキューティクルにダメージを与える。髪が一番ダメージを受けやすいのは濡れているとき。頭皮だけに触れて洗うことは不可能なので、必然的に髪を洗うたびにキューティクルがダメージを受けます。
- アトピー性皮膚炎による湿疹、フケ、痒みの症状。界面活性剤などの化学成分により、頭皮のバリアである皮脂が除去されてしまいます。
これらは科学的に実証されています。商品ラベルに記載されている原料は多く入っている成分の順になっています。ご自身が使っているシャンプーなどの成分を検索して頂ければ、人体に対する影響に驚かれることでしょう。ノーシャンプーについては専門分野の方々の著書が多く出版されているので、参考にしてみてください。
頭皮、髪以外への影響
先ずはこちらの動画をご覧ください。
「経皮毒」という造語があります。有害物質が皮膚から吸収され人体に影響を与えることですが、シャンプーなども例外ではありません。パッチテストによる頭皮の吸収率は二の腕の3.5倍と言われています。各分野の方から懸念されているのが不妊、流産。大阪大学の野村大成教授がWHOで研究した内容を紹介します。
「中国やインドでは乳幼児の死亡率は高いが爆発的に子供が生まれています。対して日本を含む先進国では不妊症が多い。界面活性剤に着目しマウスの皮膚で実験したところ、表面上は何も症状はないが受精卵だけが流れるという結果。メーカとの対談でこのような成分を使用するのはなぜか問うと〝有用性が高いから〝とのこと。シャンプーなどのCMで髪が風になびくのは、界面活性剤で皮脂がなくなっているから」
マウスの実験とはいえ、生物に対して自然の摂理を覆すような結果をもたらすものを、私は使いたくありません。「直ちに影響はない」「動物と人間は違うから」こういった都合の良い解釈はその場しのぎでしかありません。アトピー性皮膚炎が発症することが判った時点で何らかの対応をするべきですが、されていないのが現状です。